- QiPhoneのバッテリーの減りが早い気がします。
半年前にネット通販で購入したiPhoneSE(第2世代)なのですが、当時は100%だったはずです。
このような最大バッテリー容量の減りは早い方ですか?
80%以下になるとバッテリーの交換が必要と聞いたことがあります。 - A
バッテリー容量が80%まで劣化するのは、使い方にもよりますが、一般的にはだいたい2年ほどかかります。
もし、半年前に新品で購入して、80%以下になっているなら、確かに劣化が早すぎると思います。
バッテリー容量が減っても、不要なアプリを削除したり、こまめに充電すれば まだまだ使えます。
もちろん、不便を感じるなら、バッテリー交換を依頼するのもアリです。
1. どうしてバッテリーが早くなくなるのか?
バッテリーがすぐになくなる理由としては、3つ考えられます。
1-1. バッテリーの劣化状態を確認する
まずは、実際のバッテリーの劣化状態を確認してみましょう。
最近のiPhoneなら、「設定」から「バッテリーの状態(健康度)」を調べることができます。
「設定」アプリの項目にある「バッテリー」から「バッテリーの状態」を確認します。
バッテリーの「最大容量」は、工場出荷時は100%のはずですが、充電・放電を繰り返す間に少しずつ劣化していきます。
iPhoneのバッテリーが劣化した場合は、バッテリーを交換・修理に出すと元に戻すことができます。
iOSのバージョンによっては、設定項目がないこともあります。
iPhoneは 賢く充電するので、利用者がバッテリー充電のタイミングや量を気にする必要はありません。
中古や在庫として長く保管されていた場合には、購入時でも100%から劣化していることもあります。
2. バッテリー残量と最大容量
バッテリーのパーセント表示については、
▼ バッテリー残量 と
▼ バッテリー最大容量
を区別して考える必要があります。
通常iPhoneの上部にのバッテリーのパーセント表示は、「バッテリー残量」です。
▶ バッテリー内の充電残量 ÷ 現在のバッテリー容量
で計算されます。
一方、バッテリー状態でのパーセント表示は、「最大容量の維持率」です。
▶ 現在のバッテリー容量 ÷ 設計上のバッテリー容量
で計算されます。
2-1. iPhone SEのバッテリーの設計容量はあまり大きくない
バッテリーの最大容量は、どうやって確認すればいいの?
iPhone SE(第2世代:2020年販売)のカタログを見ても、バッテリー容量は公表されていません。
しかし、同時期(2020年)に販売された iPhone 12 と比較してみると、もともとやや少なめであることがわかります。
iPhone SEは廉価版だから、もともとバッテリー容量は少なめなんだね。
2-2. アプリによる電力消費量
残量がすぐ減ってしまう場合には、容量以外に電力消費量が増えていることが考えられます。
iPhoneのアプリは、利用していないときも常駐して、通知の確認などインターネット通信をします。
アプリによっても電力消費量は異なりますが、一般的にアプリが増えると待機電力が増えてしまいます。
どのアプリがバッテリーを消耗しているのかは、設定の「バッテリー」を下にスクロールすると、確認できます。
不要なアプリを削除(アンインストール)すると、バッテリーの減りがゆっくりになるかもしれません。
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