- Q朝スマホを見たら、画面が白黒になっていました。
なんとかカラーに戻せましたが、なぜ白黒になったんでしょうか? - A
「設定」にある「Digital Wellbeing(スマホ使いすぎ防止機能)」にある、「おやすみ時間モード」が有効になっていると、画面全体が白黒(モノトーン)に変わります。
他のパターンとしては、アプリタイマーをセットしている場合でも、制限時間の1分前にモノトーンになります。
1. おやすみ時間モード
今回、画面が白黒になっていたのは、「おやすみ時間モード(Bedtime mode)」でした。
最近は、「スマホの使いすぎ」が問題になっていることを受けて、
「設定」にいろいろな「使いすぎ防止機能(Digital Wellbeing)」が用意されています。
おやすみ時間になると、スマートフォンがミュートされます。
また、壁紙が暗くなり、画面が白黒に変わります。
スマホは、視覚的な刺激が強いので、夜になっても神経が興奮して、寝付きにくくなります。
「おやすみ時間モード」では、セットした時間になると画面を白黒にして視覚刺激を減らします。利用者にとっても、画面が白黒になると「そろそろスマホを置いて、休む時間だ」というのが意識しやすくなります。
特にスマホで夜ふかししがちな利用者には、大切な機能かもしれませんね。
2. 不要ならオフにしてよい
ただし、モード変更には、一長一短があります。
「おやすみ時間モード」では、画像や動画が見にくくなりますし、通知にも気づきにくくなります。
不要であれば、オフにしても元のままなので、大丈夫です。
スマホには、「バッテリー長持ち」や「通信節約」、「ハイコントラスト」など、機種ごとにいろんなモードがありますね。かえって使いにくくなるものもあります。
3. おやすみ時間モードの設定
「おやすみ時間モード」にはいろんな設定があるんだね。
おやすみ時間モードは、スケジュールで自動的にオン・オフを切り替えることができます。
「おやすみ時間モード」では、「一日のアプリの使用状況」や「おやすみ時間中の動き・光」、「タイムゾーンの履歴」を使用する許可があります。
指定した時刻だけでなく、充電中に限って「おやすみ時間モード」になるようにしたり、次のアラームでおやすみ時間モードを解除したり、細かな設定ができます。
「今すぐ ON にする」で、即座に「おやすみ時間モード」のオン・オフを切り替えることができます。
一日の始まりにアラームをセットして、
一日の終りにスマホを充電するようなスタイルだと、スムーズに利用できるんだね。
◆ 「Digital Wellbeing」の不具合でホーム画面が設定できなくなったこともありました。
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