大雨被害で鉄道の迂回ルートを調べようと思ったら、Googleマップではうまく探せませんでした。Yahoo!乗換案内は、迂回ルートや経路駅指定ができてよかったです。
アプリは、用途に応じて使い分けが大切です。
1. 福井への経路が寸断されている
先日の大雨で、各地で交通に影響が出ています。
そんな時に、京都から福井に到着したい場合には、どうやって経路を調べたらよいでしょう。
高速道路や鉄道が南越前の付近で通行できない状態になっているのです。
2. Googleマップの経路検索
Googleマップの行き先検索では、最短ルートが表示されます。
運行情報の警告が表示されているので、そのまま行けないことはわかるようになっていますが、代替案がわかりません。
別ルートと思ってみると、通行止め区間を通る高速バスだったりするのです。
Googleマップは、ルートを地図で確認できるのはよいものの、基本的に最短ルートしか検索できません。
3. JRの運行情報
JRで運行情報を見てみると、いちおう大まかな代替ルートがありました。
しかし、運休区間の路線図がなかなか見つからず、土地勘のない地域の地名ではピンと来ません。
とりあえず、名古屋から岐阜を北上して石川から南下するルートがわかったのですが、このルートが運行しているか、なかなか確証が持てません。
当たり前ですが、JR以外の交通機関の運休情報はわからないのです。
大雨は広範囲に渡って被害をもたらしたので、どの範囲が運休なのかわからないと、迂回ルートを選べないのです。
交通機関の公式情報は、運休情報が正確で早いですが、交通全体の網羅的な情報は足りません。
4. Yahoo!乗換案内の迂回ルート
そんなときに役に立ったのが、Yahoo!乗換案内アプリでした。
(ほかの乗換検索アプリでも可)
このアプリでは、運休情報から迂回ルートを提案したり、経由駅を指定してルート検索をすることができました。
ふだんはGoogleマップの経路検索で十分だったのですが、災害で交通の乱れたときには、迂回ルート検索に強いアプリも必要になりますね。
備えあれば憂いなし。
代替案になるアプリを知っておくことは大事ですね。