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両手持ちでフリック入力する練習をしてみた(夏休みフリック入力スピードチャレンジ)

両手持ちでフリック入力する練習をしてみた(夏休みフリック入力スピードチャレンジ)
Q
スマホで速くフリック入力したいのですが、どうやって練習したらよいですか?
A

両手で持って、左右の親指を使うと速く入力できます。

右利きなら、左1列と右2列の左右分担が基本になりますが、濁点・拗音が多い単語では上下分担も組み合わせます。

入力練習アプリで、繰り返し練習していきましょう。

約1ヶ月(実質は2週間ほど)、両手持ちのフリック入力を練習しました。

片手人差し指のフリック入力で100字/分だったのですが、両手持ちに替えると一時は遅くなったものの、2週間の間で慣れてきて だいたい130字/分まで速くなりました。

練習用アプリには「フリックラーニング」を使いました。

◆ 練習結果

入力がスムーズになると、スマホの長い文章の入力が苦にならなくなりました。
しかも、入力練習は、頭の体操にもなって、頭がスッキリします。Z

ぜひ、試してみてください。

入力練習のコツ
  • がむしゃらに速く打つだけではなく、
  • 同じテンポをキープして打ったり、
  • フレーズごとに区切って速く打つ、
    など、頭を使って練習することが大事です。
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1. スキマ時間を活用するために

スキマ時間はダラダラとネットなどを見てしまうので、これを仕事に利用したいと思いました。

そのためには、もっとスマホで作業できるとよいです。
とはいえ、パソコンに比べると、効率が落ちてしまう難点があります。

パソコンのメリットは、
▶ 画面が広い(増やせる)、
▶ タイピングが速い、
▶ マウスで細かい操作ができる、
です。

このうち、入力スピードだけは、スマホでも解決できそうです。
というのも、スマホからコンピュータに慣れ親しんだ学生世代だと、スマホの入力の方が速いこともあるからです。

実際、フリック入力は、ローマ字入力に比べると、打鍵回数が少なくて済みます。
自分でも習熟すれば、パソコンに勝るとも劣らない速度になる可能性があります。

ということで、この夏はスキマ時間を活用して、フリック入力のスピードアップに挑戦します。

2. 7/30(初日)人差し指から両手親指に 100文字/分

まずは初日です。
これまでもフリック入力はしているので、
だいたい100字/分のスピードです。

ここで、もっとスピードを上げるために、両手を使うことを考えます。

これまでは、右手の人差し指だけで入力していました。

7/30(初日)人差し指から両手親指に 100文字/分

学生さんとか両手の親指を駆使して、すごいスピードで入力していますよね

そこで迷うのが「フォーム」です。
両手の指は、どう使い分けをしたらよいのでしょう。

タッチタイピングのような「正しい」フォームがあるのか調べてみましたが、どうもいまのところスタンダードな方法があるわけではなさそうです。

7/30(初日)人差し指から両手親指に 100文字/分

みんな「我流」なんだね。

とりあえず、
▶ 左一列を左親指、
▶ 右二列を右親指

を「基本」として分担してみることにしました。

7/30(初日)人差し指から両手親指に 100文字/分
7/30(初日)人差し指から両手親指に 100文字/分

右利きなので、右手の範囲が広いです。

2-1. いろんなフォームの流儀

ちなみに、動画サイトなどで早打ちの人を見てみると、ほかに
・左親指(下段)と
・右手の人差し指、中指、薬指(上三段の左・中・右)を
組み合わせる方法(4本指)などもありました。

いろんなフォームの流儀
いろんなフォームの流儀

いろんな流儀を編み出しているんだね。

いろんなフォームの流儀

私はちょっと窮屈に感じて、指がこんがらがってしまいました。

3. 8/2(4日目)両手持ちに慣れる 120文字/分

人差し指から両手親指に持ち替えてみると、はじめは慣れないので遅くなりました。
しかし、人間の順応力とはすごいもので、一日に10分ほどフリック入力の練習をしていると、4日ほどですぐに前と同じくらいに速くなりました。

入力練習のコツとしては、
▶ がむしゃらに速く打つだけではなく、
同じテンポをキープして打ったり、
フレーズごとに区切って速く打つ、
など、練習ごとに気をつけるポイントを考えて取り組むことが大事です。

8/2(4日目)両手持ちに慣れる 120文字/分

ゆっくりでも、同じテンポを維持するのは意外と難しいね。

8/2(4日目)両手持ちに慣れる 120文字/分

私は30代後半で、やり方を変えるとなかなか慣れないと心配しました。

しかし、意外と年齢問わず、慣れていくようです。

これは、キーボードのタイピングでも同様ですね。

3-1. 左右分担だけでなく上下分担も

繰り返し入力していると、左右の分担だけだとぎこちなくなる単語があることがわかってきました。

特に、濁点や小さい文字を左親指で打った後の次の文字は、右親指が担当したほうがスムーズなケースが多いです。

左右分担だけでなく上下分担も

ちなみに、「パ行(半濁音)」は、ハ行の後に「゛゜」のボタンを右にフリックすると、一発で入力できます。
「ヅ」は、「ツ」を押して「゛゜」を左にフリックして入力します。

この辺の使い分けは、それぞれの入力単語を見て、どの指を使うか「計画」してから、打ち始めるように心がけました。

日本語の文字の並びには、ある程度パターンがあるので、慣れてくると自然と指の分担ができるようになってきます。

左右分担だけでなく上下分担も

流れるように打てると気持ち良いですよ。

調子がよいと 150字/分まで 打てるようになりました。

3-2. 「スマホ指」に気をつけて

その後、だいたい120文字ぐらいで停滞しました。

このころ「もうちょっと改善できないかな」と思っていたのが、スマホの持ち方です。

スマホを水平に持って、小指で下を支えているのですが、やや負担がかかります。
いわゆる「スマホ指」という問題で、慢性的に小指に負担がかかると、痛くなって来てしまうことが考えられます。

指の負担だけを考えると、中指と手のひらでしっかりホールドするのがよいです。
しかし、それでは親指の可動域が減ってしまいます。

いろいろ試した結果、左右の小指を適宜 切り替えながら持つことにしました。

4. 8/15 (中間成果)スマホで500字ぐらいの作文は苦ではなくなった

フリック入力のスピードが上がったことで、ある程度の長文でも入力が苦にならなくなりました。

これまでは、まとまった文章はパソコンを立ち上げてから作っていました。
それが、草稿を書くのは、スマホでもできるようになりました。

最終的な文章の推敲や装飾は、パソコン作業にはなりますが、目標にしていたスキマ時間の活用には、一歩近づけました。

4-1. 予測変換に合った構え方

実際の入力作業でもスマホを活用していると、もう一つ気づいたことがあります。
それは変換操作です。

入力練習と違って、実際の文章では予測変換を多用することになります。
すると、画面上部の変換候補や確定ボタンをタッチする頻度が増えるのです。

「確定」を押す右親指は、右下付近にあることが多くなります。
すると、「変換候補の選択」は左親指を活用するのが良さそうです。

予測変換に合った構え方

すると、自然と左斜めに傾くような持ち方になります。

予測変換に合った構え方

濁点・拗音を入力するときの上下分担とは、ちょっと反対になっちゃうね。

予測変換に合った構え方

このあたりは、今後の課題ですね。

5. 8/31 結果:130文字/分ぐらいはできるようになった

約1ヶ月の結果を表とグラフで確認してみます。
当初の100文字/分 → 130文字/分 程度に速くすることができました。
最高記録では 150文字/分です。

8/31 結果:130文字/分ぐらいはできるようになった
8/31 結果:130文字/分ぐらいはできるようになった

記録をみると、前半 8/16までは集中して練習できていましたが、後半はダレてしまいました。

ちなみに、キーボードのタイピングでは、だいたい300文字/分ほどの速さがあります。

まだまだスマホでは追いつけそうにないですね。

8/31 結果:130文字/分ぐらいはできるようになった

タイピングは「めざせ!タイピングマスター – FMVキッズ : 富士通パソコン」で測定しました。

とはいえ、スマホのフリック入力も練習するとスピードアップできることがわかりました。

今後も継続して練習していこうと思います。

8/31 結果:130文字/分ぐらいはできるようになった

入力練習をすると、なんとなく脳のトレーニングというか、頭がスッキリする感じもあります。

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