はじめてスマートフォンに買い替えた方に、何から説明するかは、いつも迷います。
最近は、アプリ、アイコン、アカウントの3つのテーマで、授業を組み立ててみました。
1. 側面のボタンと下部のボタン
始め方・終わり方は、やはり操作の基本です。
困ったら「ホーム画面」に戻る、これだけでどんどん使っていけます。
1-1. ホーム画面とアプリ
「ホーム画面」と「アプリ」は、同時に説明します。
「ホーム画面」は、アプリが並んでいる画面。
「アプリ」は、ホーム画面に並んでいる個々の機能。
「アプリ」の特徴は、トッピングのように後から追加できることです。これを「インストール」と言います。
2. アイコンがスマホの言葉
スマホの言葉は、「アイコン」です。
はじめて使うアプリを開いて、どこを押して良いのかわかるのは、絵柄の意味のパターンを知っていればこそ。
しかし、絵柄の意味は、経験がないとかえってわかりにくいものです。
道路標識と一緒で、基本的なアイコンの意味ははじめに知っておくと、見通しが持てるかもしれません。
とはいえ、使っていると すぐに慣れていきます。
生徒さんから、「アイコンの辞書があるといいよね」と言われたのが印象に残っています。
いずれ作りたいのですが、「必要最小限」をなかなか絞れないでいます。
たしかに「経験」の土台がないと、絵柄の意味ってわかりにくいんだね。
2-1. タッチ時間で意味が変わる
タッチ操作では、触れる時間で反応が違うことを知ることが大事です。
しっかり押しているつもりで、ロングタッチになってしまうことがあります。
3. アカウントとインターネットサービス
多くのアプリは、インターネット上のサービス(GoogleやFacebook、LINEなど)を連携して、動作します。
インターネットはどこからでも接続できるので、個人のページを表示する前に会員資格を確認する必要があります。この会員資格のことを「アカウント」と言います。
アカウントは、ウェブサービスごとに作成します。一度、パスワードを決めると、スマホが記憶してくれますが、たまに本人確認があります。必要なときに答えられるように、自分でも控えておく必要があります。
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