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Twitterを「Googleで登録」すると どんなデメリットがあるの?

Twitterを「Googleで登録」すると どんなデメリットがあるの?
  • Twitterを「Googleで登録」して始めると、個人情報の入力を省けるので手軽です。
    しかし、個人のGoogleアカウントと連携するのは、注意が必要です。
  • 匿名でTwitterを利用したくても、気をつけないと、Googleのプロフィール画像などから「身バレ」をしてしまうかもしれません。
  • また、Googleアカウントの不正アクセス停止によって、連鎖的に利用できなくなってしまうリスクもあります。
  • SNSでは、ほかのユーザーとのやり取りがあります。
    プライバシー情報を公開してしまうと、元には戻せません。
    また、アカウントは作成し直せますが、友だちのつながりを戻すのは大変です。
    そこが、ショップサイトなどの登録とは違います。
Twitterを「Googleで登録」すると どんなデメリットがあるの?

登録するメールアドレスには、Gmailアドレスを利用することもできます。
メールアドレスとパスワードを決めてアカウントを作成する方が無難だと思います。

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1. TwitterはGoogleアカウントで登録できる

Twitterをはじめるときに「Googleアカウント」を使って、「登録」することができます。

シングル・サインオン(SSO)

このような「1つの認証で、複数のウェブサービスにアクセスできるようにする仕組み」を、「シングル・サインオン(SSO:Single Sign On)」といいます。

「メリット」は、いちいち新たにメールアドレスやパスワードを決める必要がない点です。

TwitterはGoogleアカウントで登録できる

便利な反面、「デメリット」にも気をつけておく必要があります。

2. Googleアカウントの情報の共有

1つ目は、Googleアカウントの個人情報が利用されることです。

Googleアカウントを使って、Twitterを登録すると、Googleに登録している名前、メールアドレス、プロフィール写真が自動で入力されます。

アカウントを作成するために、Googleはあなたの名前、メールアドレス、プロフィール写真を twitter.com と共有します。

「メールアドレス」は公開されることはありません。
しかし、名前やプロフィール写真をそのまま変更しないと、Googleアカウントと同じになってしまいます。

また、メールアドレスを通して、自分のTwitterアカウントが知人に「知り合いかもしれない」と表示されてしまうこともあります。

Googleアカウントの情報の共有

Twitterを「匿名」で使いたい場合は、デメリットになります。

3. 不正アクセスが発生した時の被害が大きくなる

次は、不正アクセスの被害が大きくなることです。

もし Googleアカウントのパスワードが漏れて、不正アクセスされたときの被害が大きくなることです。
アカウントが乗っ取られてしまうと、多くのサービスにログインできてしまいます。

不正アクセスが発生した時の被害が大きくなる

ただし、Googleアカウントは、2段階認証などを設定していれば不正アクセスしにくいので、この心配はそこまで大きくありません。

4. アカウント管理が複雑になる

もう一つの注意点は、「どのアカウントで、どのサービスにログインしているか」が混乱しやすいことです。

「ログイン」画面で「Googleアカウント」を選ぶと、認証するだけでそのサービスのアカウントが登録されます。

アカウント管理が複雑になる

アカウントの選択を気をつけないと、既存のアカウントにログインするつもりが、別のアカウントを登録してしまって、「何も表示されなくなった」と慌ててしまうことがあります。

5. Googleアカウントへの過度の依存

最後のデメリットは、Googleアカウントへの依存が高まることです。
長く利用していると、一番の問題はこの「依存」かもしれません。

Twitterなどの別サービスの認証に、Googleアカウントを利用していても、普段は全く問題がありません。
しかし、もし なんらかの手違いで、Googleアカウントが「停止」されるような事態になると、かなり困ります。
Googleだけでなく、Twitterも利用できなくなってしまうからです。

例えば、

Googleは、Gmail、検索だけでなく、マップやYouTubeでも利用されています。
クチコミやコメントをしていると、問題がないのに「誹謗中傷」などとして制限されてしまう場合があります。
アカウントの利用規約違反のチェックは、機械が自動判定しているので、誤検知があるからです。

ネットショップの利用登録など、再登録の手間が少ない場合は心配する必要がありません。
しかし、特にTwitterなどのSNSでは、友だちのつながりが消えてしまうのは大きなデメリットです。

Googleアカウントへの過度の依存

たいていは、異議申立てをして人間にチェックしてもらうと解決します。
しかし、依存するサービスが多くなるとかなりヒヤヒヤします。

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