【スポンサーリンク】

バルミューダのスケジューラーは、どんな用途に向いているのか?【空き時間の探し方】

バルミューダのスケジューラーは、どんな用途に向いているのか?【空き時間の探し方】
ポイント

Balmuda Schedulerは、アプリ名が「カレンダー」ではなく、「スケジューラー」とあるように、「仕事の時間を割り振るためのツール」です。約2週間の日中の予定を一望できるのが特色です。

Googleカレンダーとの同期が必須です。月の予定を確認するなどは、カレンダーと併用するのがオススメです。

営業やコンサルタントなど、管理する予定の多くが仕事上の会議や面談という場合には、とても向いています。反対に、シフト制の場合やオフタイムの予定を管理したいなら、Googleカレンダーの方が使いやすいかもしれません。

\記事が役に立ったらシェアしてね/
【スポンサーリンク】

1. バルミューダフォンの専用スケジューラが一般公開された

バルミューダフォンは、家電メーカーのバルミューダが企画したスマートフォンですが、そのスケジューラーアプリも独自の設計思想が話題になりました。今回、その専用アプリの「スケジューラ」が、Playストアで一般にも提供されるようになったので、試してみました。

バルミューダフォンの専用スケジューラが一般公開された

充実した毎日をおくる人に役立つ、バルミューダのスケジュールアプリ。スマートフォンの縦長の画面を最大に活かせるように設計され、ピンチ操作だけで今日から来年の予定まで、シームレスに確認できます。Googleカレンダーなど、他のサービスとの連携も簡単。

BALMUDA Scheduler – Google Play のアプリ

利用規約の同意とメール登録の間には、使い方の簡単な説明があります。

バルミューダフォンの専用スケジューラが一般公開された

1-1. Googleアカウントの連携は必須

「ログイン」を押すと、連携するカレンダーのGoogleアカウントにログインします。

Googleアカウントの連携は必須

カレンダーの保存先は、アプリ内ではなく、Googleカレンダーです。Googleアカウント連携は必須です。

あとは、天気情報を表示したければ、位置情報のアクセスを許可します(許可しないでもよい)。

Googleアカウントの連携は必須

ここまでが、スケジューラーの初期設定です。

1-2. ピンチ操作とスケジュール期間

BALMUDA スケジューラーの特徴的な点は、
・ピンチイン/アウトで表示期間を拡大/縮小できること
・上下左右にスライドできることと、
・一日の流れが横軸になっていること、です。

ただし、ピンチ操作の拡大/縮小は自由にできるわけありません。次の6つの段階に限られます。

  • 1日
  • 3日間
  • 1週間
  • 2週間
  • 1ヶ月
  • 1年

また、1ヶ月、1年間の表示では、予定の文字が表示されません。

出典:Scheduler|BALMUDA Phone|BALMUDA Technologies
出典:Scheduler|BALMUDA Phone|BALMUDA Technologies

ピンチ操作とスケジュール期間

スマートフォンの縦横比で、少し増えていますが、1週間の高さで線を引いてみると、それぞれ2週間、1ヶ月、1年になっていますね。

2. Googleカレンダーとの比較

Googleカレンダーの表示形式と比べてみましょう。Googleカレンダーでは、メニューから5種類の表示方式を切り替えられます。

Googleカレンダーの表示形式
  • スケジュール
  • 一日
  • 3日間
  • 1週間
  • 1ヶ月
Googleカレンダーとの比較
スケジュール一日3日間1週間2週間1ヶ月1年
BALMUDA スケジューラ
Google カレンダー
△は予定内容が表示されない

このように、BALMUDA スケジューラは、1週間〜2週間の表示に最適化されていると言えるでしょう。

2-1. 次月の予定に早めに取りかかれる(2週間表示)

まず、Googleカレンダーになかった期間として「2週間表示」です。

これは、月をまたいだ日程を管理しやすいと思いました。

次月の予定に早めに取りかかれる(2週間表示)

月末に近づいてきても、「月初の予定は先のこと」とつい感じてしまうのですが、このスケジューラでは連続的に見ることができます。

次月の予定に早めに取りかかれるのは、よい点だと思います。

2-2. 空いている時間帯を探しやすい(週間表示)

空いている時間帯を探しやすい(週間表示)

BALMUDA スケジューラは、週をスクロールしながら、空いている時間帯を探しやすくなっています。一方、Googleカレンダーは、週単位で予定を把握しやすいです。これは、どちらにも一長一短ありますね。

あと、BALMUDA スケジューラは、一日の予定が左から右に表示されるのですが、これは予定の文字が読みやすいです。Googleカレンダーでは、幅が狭いので改行が多くなっています。

2-3. 月間・年間表示はスクロール用

1ヶ月表示にしたものを比べてみると、こちらはGoogleカレンダーのほうが予定の文字が見える分だけわかりやすかったです。

月間・年間表示はスクロール用

BALMUDAスケジューラの縮小表示(月間、年間)では、予定の時間帯はわかるものの何の予定かわかりません

あと、予定の表示が 長方形の塗りつぶし ではなく 線 なので、ややスカスカです。パッと見で どの日の予定なのか わかりにくい気がしました。

結局、遠い将来や過去の予定を見に行ったら、ピンチアウトで拡大する必要があります。

2-4. 一日の表示は一瞬 戸惑う

1日の表示は、ほとんど同じ画面デザインです。大きな違いは、どうやって日にちをまたぐか、にあります。

BALMUDAスケジューラは、深夜にある予定などがあれば、わかりやすいと思います。

一日の表示は一瞬 戸惑う

ただ、他の表示と時間軸の方向が変わるのが、一瞬 戸惑う気もします。

週間表示でも予定の時間帯がわかるので、あまり1日表示は使っていません。

3. 予定が詰まっているなら適している

BALMUDAスケジューラが向いているかどうかは、予定表を「スクロール」することへの好みが大きいです。ザーッとスクロールして、気になる辺りの予定を確認する、というのに適しています。

反対に、追加する予定の日にちや曜日が決まっているなら、カレンダーの方が探しやすく感じました。曜日が常に同じ位置にあるからです。

つまり、BALMUDAスケジューラは、「予定が詰まっている中から、空いている時間帯を探す」という状況で、スクロールの良さが際立ちます。まさに「充実した毎日をおくる人に役立つ、バルミューダのスケジュールアプリ」というのは、そういう意味だと思います。

予定が詰まっているなら適している

とはいえ、「予定が詰まっていないと、充実していない」わけでもないよね。

予定が詰まっているなら適している

私は、2週間表示の絶妙な見通しも気に入ったので、カレンダーと併用しながら使って見たいと思います。

こちらもどうぞ

スマホのカレンダーを使ってみよう 【Googleカレンダーの初期設定と表示切替】
スマホのカレンダーを使ってみよう 【Googleカレンダーの初期設定と表示切替】
スマートフォンでスケジュール管理をするなら、Googleカレンダーが定番です。 Googleカレンダーをインストールしました。 「Googleカレンダー」アプリ PlayストアでGoogleカレンダーをインストールします。 Gmailから予定を追加できるんですね。 アクセスを許可する 「カレンダー」アプリは、「連絡先へのアクセス」の許可が必要になります。 「カレンダー」アプリの画面構成 「予定の追加」から、新しい予定を追加することができます。 予定を追加するには、「タイトル」...
「CalDAV」や「iCal」とは? 【スケジュール共有の規格】
「CalDAV」や「iCal」とは? 【スケジュール共有の規格】
ポイント CalDAVに対応するカレンダーサービス間では、予定データをやり取りできる。 共有される予定データはiCalという形式になっている。 CalDAVに対応するカレンダーは、iCal形式のカレンダーを読み込める。 CalDAVはカレンダー共有の規格 「CalDAV(カル ダブ)」は、電子カレンダーに関する規格です。 CalDAVは、「Calendaring Extensions to WebDAV」の略で、「WebDAVのカレンダー拡張」を意味しています。 では、「We...
スマホの基板設計のゆとりとコストパフォーマンス
スマホの基板設計のゆとりとコストパフォーマンス
スマホの設計について、考えさせられる2つの記事がありましたので、ご紹介したいと思います。 ポイント BALMUDA Phoneは、堅牢な余裕ある設計によって想定外の開発費がかかった可能性。AQUOS sense5Gは、ぎりぎりまで詰め込んだ設計によって不具合が出てしまった可能性。スマホの設計は、難しいバランスで調整されている。 参考 大不評「BALMUDA Phone」を禁断の「分解」。調査で判明した「驚愕の中身」とは…… – すまほん!!【独自】3ヶ月で壊れる格安スマホ「A...
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

バルミューダのスケジューラーは、どんな用途に向いているのか?【空き時間の探し方】
【スポンサーリンク】
タイトルとURLをコピーしました