インターネットを見てページを切り替えたら、突然 暗い画面が表示されてびっくりしました。
画面上には「広告」と書いてあります。
今回は、「Google広告のアンケート」について、見てみましょう。
1. Google広告のアンケート
このアンケートを閉じたい場合は、右上の「×」ボタンで、簡単に閉じることができます。
広告
Powered by Googleアンケートに答えてコンテンツの品質向上にご協力ください
2枚の画像で四角で囲は同じビジネスが写っていますか?
「広告」「Powered by Google」と表記されているので、Googleの全画面広告です。
「四角で囲は」という誤字脱字や「同じビジネス」という機械翻訳っぽい表現に戸惑います。
「同じ業種」なのか、「同じ店舗」なのか、 解釈に迷いました。店舗でいいですよね?
2. アンケートとネット広告
「アンケートの表示について」をタップして、理由を確認してみました。
これは企業側からすると、Googleに広告を出すのと同じ枠組みで、アンケート調査も依頼できる、ということですね。
3. 人間による画像判定と人口知能
このアンケートは全部で3つ質問があったので、試しに順番に答えてみました。
どうも、Googleマップやストリートビューでの画像のチェックをしているようです。
すべて答えると「ご協力ありがとうございました。」と表示されました。結局、右上の「×(閉じる)」を押さないと、先のウェブページには進めないようです。
人間による画像判定というと「reCAPTCHA」を思い出します。
ログインページなどで、読みにくい文字列を回答するテスト画面が表示されたことがあると思います。これは、人間か機械か判定しているだけでなく、画像文字認識の精度を上げるための「教師データ」としても活用されました。このようなデータの蓄積があって、人工知能(AI)の画像認識ができるようになりました。
しかし、最近はあまり見かけません。それは、ウェブアクセスの操作を自動解析して、人間かロボットか区別しているからです。
もしかすると、reCAPTCHAでAIの教師データの収集ができなくなってきたので、別の手段が必要になってきているのでしょう。
今回はGoogleマップの調査でしたが、今後、他の企業の調査手段としても利用されるかもしれません。
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