
パソコンで文字を入れるときに、よく「確定」っていうけど、なんかわかったような、わからないような……。
今回は、パソコンの入力の基本について、見てみましょう。
1. 変換して確定が基本
パソコンでは、「ローマ字入力」が主流です。
キーボードのキーをローマ字で入力すると、「ひらがな」が表示されます。
しかし、日本語には同じ音でもいろんな漢字があります。
そこで、ひらがな入力から漢字やカタカナなどに変えることを「変換」といいます。

スペースキーを押すと変換候補が表示されます。
さらにスペースキーを押すと、変換候補が下に移動していきます。
目的の漢字を決めたら、エンターキーを押します。
これが「確定」です。
1-1. エンターキーを押さない確定のパターン

ん? エンターキーなんて押していなかったけど、入力できていたよ。
実は 変換中に次の文字を入力すると、エンターキーで確定しなくても、そこまでの入力は自動的に確定されます。
ただ、慣れないうちは丁寧に「確定」した方が変換ミスが少ないと思いますよ。
1-2. 「変換」操作があるのは日本語の文字数が多いから
このようなややこしい変換操作があるのは、日本語の文字数が多いからです。
英語圏なら、使う文字は英字や数字、記号など限られたキーボードで十分です。
しかし、日本語の文章ではたくさんの文字を使うため、選んで来る必要があるのです。


デジタル以前は、わざわざ人が活字を選んでいたんですね。
2. カタカナやアルファベットに変換(ファンクションキー)
カタカナやアルファベットに変換するには、ファンクションキーを使うのが便利です。
入力中に F6〜F10 を押すと文字変換になります。

ファンクションキーはキーボード上部にあるね。
5種類ありますが、よく使うのは、
・[F7]キー(全角カタカナ)と
・[F10]キー(半角英数)の2つです。


最近のパソコンでは、機種によってはキーボード下部左に「Fn」キーがあって、同時に押さないと変換で利用できない場合もあります。
3. 大文字・小文字は循環する
ファンクションキーで大文字・小文字に変換するには、F10(またはF9)のキーを繰り返し押します。

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