MacBookで作業をしていたら、「アプリケーションメモリが不足しています」という警告メッセージが表示されました。
確かに、パソコンの画面切り替えなどの動作がいつもより遅く感じます。
1. LINEの使用メモリが 30.20GB
エラーメッセージを見ると、アプリごとのメモリ使用量がわかります。
LINEの使用メモリが 30.20GB と異常に大きくなっています。
アプリケーションの強制終了
アプリケーションメモリが不足しています。
コンピュータで問題が起きないように、使用していないアプリケーションをすべて閉じてください。
30GB!?
このパソコンのメモリが16GBなんだから、大幅にオーバーだね。
LINEを選択して「強制終了」のボタンを押すと、LINEを終了して、メモリを開放することができます。
アプリケーションを終了すれば、また内部メモリは空きます。
LINE(Mac版) ver 7.1.0.2585
2. メモリが開放できていない?
メモリは、作業中のデータを一時的に記憶するための領域です。メモリが不足すると、パソコンの動作が極端に遅くなります。
30GBは、表示している写真や動画のデータが多いという程度ではないですよね。
たまにアプリの不具合で、異常にメモリを消費することがあります。
MacのLINEアプリでメッセージを確認するために「ログイン状態」を保持していたのですが、メモリがうまく開放できなかったのかもしれません。このような不具合を「メモリリーク」といいます。
「リーク(leak)」は、「漏れる・漏洩」という意味です。
「漏洩」というと心配になりますが、「メモリリーク(memory leak)」の「リーク」は、「メモリ解放の手順に漏れがあった」という意味合いです。「情報が外部に漏れている」ということではないので、ご安心ください。
コンピュータは、作業中で必要なデータをメモリに展開して処理をしています。処理後に不要になったデータ領域にはチェックをつけて、次に使用できるようにします。
しかし、プログラムに設計ミスがあると、この処理後のチェックに漏れがあることがあります。これが、「メモリリーク」です。原因箇所が特定されると、「アップデート」で修正されます。
3. Macでアプリを強制終了するにはメニューから
ちなみに、「強制終了」は、メニューからも表示できます。
プログラムが応答しないときなどに利用します。
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