今回は、スマートディスプレイ「Google Nest Hub」が届いたので、見てみましょう。
Google Nest Hub(グーグル・ネスト・ハブ)は、スマートスピーカーにタッチディスプレイが付いたものです。
といっても、スマホやタブレットに比べると、できることを限定されています。スマホアプリはインストールできません。その分 音声アシスタントでの操作に特化しています。
1. アラーム・タイマーをもっと便利に使いたい
今回、わざわざGoogle Nest Hubを購入した一番の理由は、「アラーム・タイマーをもっと便利に使いたい」からです。
これまで、Google Home(スマートスピーカー)を使っていたのですが、とくに便利なのが「アラーム・タイマー」。
小さい子どもでも、自分でテレビ時間などを管理できるので、フル活用していました。
この機能だけで、十分 もとが取れたように思います。
時計と違って、ピピピッと音がなるので、不満が出にくいです。
ところが、2人の子どもが大きくなって、それぞれタイマーをセットしたり、お風呂や洗濯などのタイマーをセットすると、どのタイマーかがよくわからなくなることがありました。
あと、タイマーをキャンセルしたいときも、音声だけで指定するのは、ちょっと面倒です。
「〜分のタイマーをキャンセル」などと言う必要があります。
音声だけなので、うまく伝わっているか、内部の状態がわかりにくいという欠点がありました。
そこで、ディスプレイのついたGoogle Nest Hubを購入することにしました。
1-1. 複数のタイマーをセットしてみた
このように、複数のタイマーが同時に表示できます。
「×」からタイマーをキャンセルすることもできます。
期待通りに表示されたので、目的は十分達成できました。
1-2. Google Homeとの違い
Google HomeとGoogle Nest Hubを比べてみました。
Google Homeの後継にあたるスマートスピーカーは、Google Nest Audioという名前になっています。
ほかには、Google Nest Wi-FiというWi-Fiルータもあります。
どちらも本体と、電源ケーブルだけです。
Google Nest Hubのコンセントは、ちょっと小さめですね。
コードは似ているんですが、Google Homeの差し込み口は90度に折れているので、代用はできなさそうです。
あと、個体差があるかもしれませんが、Google Nest Hubはコンセントにつけると、やや抜けやすい感じがしました。
2. Google Nest Hubの初期設定
電源を入れると、初期設定です。
Google Homeアプリからセットアップします。
このあたりは、ChromeCastと同じですね。
セットアップ用の確認コードが表示されます。
アプリでもコードが同じことを確認すれば、接続完了です。
2-1. デバイス名を決める
「デバイスを使う場所」が「デバイス名」になります。
2-2. 保存したパスワードを利用してWi-Fiにつなぐ
次は、Wi-Fiに接続します。
スマートフォンと同じWi-Fiにつなぐ場合には、保存したパスワードを利用することができます。
周辺機器にWi-Fi パスワードをいちいち入力するのは大変なので、スマホに保存されているパスワードを転用できるのは、とても便利ですね。
3. 個人の設定
Voice Matchはすでに利用しているので、オンにしました。
ただし、複数人で利用するので、アカウントに基づく情報にはアクセスしないようにしました。
3-1. フォトフレームのカスタマイズ
画面に表示させる画像は、写真にしたり、時計にしたり、選べます。
うちには置き時計がないので、時計にしました。
3-2. 音楽・動画の月額サービスと連携する
音楽や動画サービスの契約をしている場合は、連携できます。
3-3. Google Duoでビデオ通話
Google Duoと連携すれば、ビデオ通話やメッセージが使えます。
ただ、子どもが使うのはちょっと不安なので、今回は「スキップ」しました。
3-4. セットアップ完了
ようやくセットアップ完了が見えてきました。
最後に、Google Nest Hubのボタンの位置の説明があります。
音量ボタンは右裏にあって、ポチポチ押す度に音量を上げ下げできます。音声認識を停止するマイクスイッチは背面上にあります。
無事にセットアップできて、Google Homeアプリに追加されました。
4. デバイス名を変更する
4-1. 意外とよかったブロードキャスト機能
Google Home と Google Nest Hubの2台になったことで、別の部屋において「ブロードキャスト機能」を使っていました。
これは、「OK, Google. ブロードキャスト」といってから、メッセージを言うと、別の音声端末から話すことができます。
ちょっとしたトランシーバーのような感じです。
家の中で、大声を出さなくてもよいですね。
4-2. 「OK, Google」のときに音楽が小さくなるのが気になった
スピーカーを複数使うようになって、別の端末の音声認識中に音楽が小さくなるのが気になりました。
Google HomeやNest Hubのデバイス設定には、「話しかけるときは音量を小さくする」という項目がありますので、変更できます。
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