2021年6月22日の昼頃、「Googleが繰り返し停止しています」というメッセージが頻繁に表示されるエラーで相談を受けました。
「Googleが繰り返し停止しています」というキーワードで検索してみると、同様の不具合は多くのAndroidスマートフォンで見られました。
今回は、アプリの不具合にどう対処するのか、基本的な考え方を見てみましょう。
1. Googleアプリ(12.23.16.23.arm64)のアップデート
Googleアプリのアップデートが問題で、2021年6月11日に更新された、バージョン「12.23.16.23.arm64」で特に問題が起こるようです。

2. アップデート不具合を「もとに戻す」
アプリのアップデートに起因する不具合は、アプリを「もとに戻す」ことで解消できます。
とはいえ、何をもって「もとに戻った」と言えるかは、ケース・バイ・ケースです。

今回に限らず、「設定」や「Playストア」は、アプリの不具合を直すのによく利用します。
2-1. 大規模な不具合は修正を待つのもあり
あるいは、そのままの状態で待っていても、すぐに(1〜2日ほど)修正されて、解消されることがほとんどです。
実際、2021年6月22日の夜には、Googleアプリの障害はおおむね回復しました。
似たような不具合は、これまでにもGoogleのWebView機能でありました。

Googleのヘルプでは、すぐにGoogleアプリのデータ・キャッシュを削除する方法が紹介されましたが、Googleアプリの障害について「おおむね回復していることを確認した」

・Androidの設定アプリを起動
・アプリと通知をタップ
・〇〇個のアプリをすべて表示をタップ
・アプリのリストから、Googleを探してタップ(あるいは右上の検索ボタンでGoogleを検索
・ストレージとキャッシュをタップ
・「ストレージを消去」または「容量を管理」をタップ
・「データを全て消去」をタップ
注:これにより、Google アシスタント の設定を含む、Google アプリの設定のいくつかが初期化されます。設定を変更していた場合は、再度見直して頂くようお願いいたします。
Google アプリが強制終了を繰り返す問題につきまして – Google Play コミュニティ
3. Googleアプリ「12.22.8.23.arm64」の場合でも、エラーメッセージが
自動更新にはしていないスマートフォンを見てみると、Googleアプリは、「12.22.8.23.arm64」でしたが、それでもチカチカっと一瞬エラーメッセージが表示されることが、けっこう頻繁にありました。

エラーメッセージが一瞬で消えるので、操作には問題はありませんでした。

相談された方は、スマホを開くたびにエラーメッセージが表示されて、ほとんど操作ができない状態だったので、ちょっと違った現象でした。
6月11日のGoogleアプリのアップデートから10日以上経って、一斉に不具合が表面化しているので、アップデートが問題というより、Googleサーバの変更で なにか噛み合わせが悪くなったと考えられます。

トラブルを元にスマホやアプリの仕組みに慣れていきましょう。
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