よく「○○ギガ使用警告」とか表示されると、まだ大丈夫と思っても不安になるんだよね。どれくらいを目安にしたらいい?
1ギガ(GB:ギガバイト)のデータ通信量の目安を見てみましょう。
1. 1GBのデータ通信量
1-1. 動画のデータ
データ通信で、まず気をつけたいのは、動画データです。
動画の時間あたりのデータ量は、画質がよいほど大きくなります。
例えば、Youtube動画の場合は 約90分で1GBになります(通常画質(720p)。
動画の画質にもよるので一概には言えませんが、一つの目安として、覚えておくとよいでしょう。
もし、外出時に長く動画を見たい場合は、動画設定で低画質に落とす、という工夫もできます。
もちろん、見る(受信)だけでなく、LINEなどで動画を送る場合(送信)も、データ量がかかりますよ。
2. Wi-Fi接続時ならカウントされない
インターネットの通信量は、外出時にカウントされます。
Wi-Fi で 家のネット回線につないでいる分は、カウントされないので、大丈夫です。
今、Wi-Fi接続になっているかどうかは、画面上の通知バーから確認することができます。
2-1. アプリやシステム更新のデータ
アプリやシステム更新は、まとめてデータをダウンロードするので、大きなデータ量になることがあります。小さなアプリは、0.1GB未満のものありますし、2GBを超えるような大きなアプリもあります。
特に、ゲームアプリをインストールしたり、システム アップデートを実行するときは、なるべくWi-Fi環境で開始するようにしましょう。
Playストアの設定で、ダウンロードや自動更新を「Wi-Fiのみ」にしておくことができます。
2-2. 写真のデータ
写真は、撮影するだけなら、データ通信量は増えません。メールやLINEなどで高画質の画像をたくさん送信・受信すると、データ通信量を食ってしまいます。
もし GoogleフォトやiCloud写真など、写真をオンラインで保存する設定になっている場合は、少し注意が必要です。
特に設定を変更していなければ、通常は、Wi-Fi 接続のときだけにアップロードする設定になっているはずです。
インターネット上のウェブページで表示される写真は、そこまで気にしないでも大丈夫です。カメラで撮影した「オリジナル写真」に比べて、圧縮されていることが多いからです。
例えば、このサイトでは、データを10分の1程度に圧縮されていました。
これは、カメラの「オリジナル写真」は、ポスターサイズなど拡大しても、きれいに印刷できるように高精細になっているからです。一方、ウェブページで表示する画像は、画面上で見るのが主なので、最高の画質でなくても、十分 きれいに見えます。
3. 文字データはデータ量は小さい
メールやLINEの文章は、ほとんど無視できるほどデータサイズは小さいです。
文字は、「文字コード」というデータに変換して送られるので、とてもコンパクトです。
1GB なら 約 5億文字ぐらいになります。一生かかっても入力しきれませんね。
1文字 ≒ 2 バイト
1GB = 1024MB
= 1024 x 1024 KB
= 1024 x 1024 x 1024 B
≒ 536,000,000 文字
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