ふと macのメニューバーのバッテリーを見ると、プラグのついた見慣れないマークになっていました。
フル充電ではないのに、充電が進みません。
今回は、Macの「バッテリーの最適化」機能について説明します。
1. メニューバーのバッテリーマーク
通常は、電源によって2種類あり、電源アダプタにつなぐと、電気のマークがつきます。
バッテリー残量が少ない場合は、電池の中身が減って表示されます。
2. 80%で充電保留中になる
しかし、今回はプラグのマーク。
うまく接続できていないのかと思って、見てみると「充電保留中」と表示されました。
3. 「バッテリー充電の最適化」はmacOS 11 Big Surからの新機能
「バッテリー充電の最適化」は、macOS 11 Big Surで追加された機能で、充電時間を学習し、MacBookを使い始める直前までバッテリーの充電率を80%で保留します。
わりと新しい機能なんですね。
これは、夜間など使わない時間帯に、バッテリーをフル充電にしないための工夫です。
「システム環境設定」ー「バッテリー」ー「バッテリー」から、「バッテリー充電の最適化」は有効・無効を変更できます。
そういえば、iPhoneでも、バッテリーを長持ちさせるために、80%以上に充電するときは充電を弱める機能がありました。
macOSにも同様の2段階充電の仕組みがあるわけです。
ちなみに、英語表記では、「Charging On Hold (Rarely Used On Battery)」となっています。
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