Facebookアカウントの電話番号データなどが、広範囲に流出しているというニュースがありました。
不正に入手した電話番号を使った、詐欺メッセージが増える可能性があります。
1. 詐欺メッセージを防ぐ2つの心構え
もし、急に電話やSMSにセキュリティの警告が知らされても、まずは落ち着いて対処しましょう。
一番かんたんな対処法💡
①「いったん、こちらからかけ直します」と伝える(電話の場合)
②ウェブサイトには自分で検索してアクセスする(SMSの場合)
たったこれだけでも、かなりの詐欺を防ぐことが出来ます。
2. どんな名簿データが出回っているのか?
もう少し詳しく、情報元を確認してみましょう。
今回、国際的な情報流出を警告しているのは、イスラエルのセキュリティ企業のAlon Gal氏です。
「世界中のFacebook利用者の個人データが、ネット上で不正に取り引きされている」ということで、出回っている名簿データのスクリーンショットを明らかにしています。
これらのデータは、アカウント設定やプロフィールに登録されているデータと見られます。
名前と電話番号、連絡先メールアドレスなどがセットになって流出してしまっていることから、それを利用した詐欺や二次的な不正アクセスを警告しています。
情報は「販売」されていて、ここから犯人につながる可能性はありますが、一度 流出してしまった情報は元には戻りません。
特にFacebookは実名のSNSです。
本当にこれはヒドイです。これだけ大規模の電話番号が流出するのは、データ管理側の脆弱性が悪用された懸念があり、個人では防ぎようがありません。
5億人という大量の名簿で、もう何をどう考えたらよいやら、困ってしまいます。
使っていないアカウントは、きちんと退会しないといけない、と背筋が凍る思いです。
3. いまさらながらFacebookから電話番号を削除してみる
今さらですが、Facebookのアカウント情報から電話番号を削除しました。
ただし、2段階認証ができないのもリスクがあります。管理方法を考えないといけませんね。
こちらもどうぞ。