LiteSpeed Cache(v3.6.4)プラグインの「キャッシュ機能」のオン・オフでどれぐらい違うのか、比較してみました(2021年3月23日現在)。


もしかして、誤差の範囲……?
もう少し詳しく比較してみましょう。
1. 比較
1-1. 無効のとき
プラグインが無効のときも比べてみます。


1-2. オフのとき

1-3. オンにした直後

1-4. オンにして再分析

2. 比較結果
モバイルのラボデータ | 無効 | オフ | オン (直後) | オン (2回目) |
First Contentful Paint(秒) | 2.3 | 2.1 | 2.1 | 2.1 |
Speed Index(秒) | 5.7 | 4.7 | 4.6 | 4.4 |
Largest Contentful Paint(秒) | 3.6 | 3.4 | 3.4 | 3.3 |
Time to Interactive(秒) | 14.2 | 12.9 | 12.5 | 12.9 |
Total Blocking Time(ミリ秒) | 2,080 | 1,880 | 1,790 | 2,620 |
Cumulative Layout Shift | 0.248 | 0.081 | 0.081 | 0.081 |
総合スコア | 41 | 48 | 50 | 49 |
比較してみると、LiteSpeed Cacheのキャッシュ機能より、そのほかの最適化が効いているように見えます。

結果が誤差の範囲内なら、キャッシュ機能はオフして動作をシンプルに保っておいたほうがいいのかな。
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