- Googleアカウントの連絡先情報は「一般公開」と表示されますが、これは不特定多数に公開されるのではなく、Googleサービス内で表示される状態を意味します。
- Gmailアドレスは、メールの送受信や共同作業の際に相手を識別するためのIDとして機能するため、完全な非公開設定はできません。
- メールアドレスは名前と違って重複できないため、なりすまし防止の観点から、共同作業の相手を確実に識別できる情報として表示されます。
1. Gmailの連絡先は「一般公開」なの?
Googleアカウントの「ユーザー情報」をみると、「連絡先情報」が鍵マークではなく、一般公開のマークになってます。
Gmailアドレスはインターネット上に公開されているんですか?
Googleの設定をみるとGmailアドレスは、「公開」になっています。
だからといって、Gmailアドレスが、不特定の第三者には表示されるわけではありません。

Googleには様々なサービスがあります。
どういう場合に「公開」されるのか、「ID」の役割について確認してみましょう。
2. Googleアカウントの個人情報を管理する
まずは、Googleアカウントの「ユーザー情報」を見てみましょう。
- 「設定」アプリを起動し、右上の「ユーザーアイコン」をタップする
- 「Googleアカウント」をタップし、「個人情報」をタップする
- 「[ユーザー情報]に移動」をタップする

「個人情報」の画面の一番下に「ユーザー情報に移動」のボタンがあります。


これで、Googleアカウントの個人情報の公開設定を確認できます。
3. 連絡先情報が一般公開されている?

あれ?
Gmailアドレスが、一般公開のマークになっているよ?
確かに、「連絡先情報」の公開設定は、「一般公開」。
「自分のみ」には変更できません。


えぇ〜、大丈夫なんですか……。
4. 共同作業をする相手の識別する(IDとしてのメールアドレス)
ただし、「一般公開」と言っても、不特定多数の第三者に表示される状態ではありません。
紛らわしいのですが、ここでの「一般公開」は、「Googleのサービスの中で表示される」という意味です。

例えば、メールやメッセージの送受信をした相手に、自分のGmailアドレスが表示されますよね。
このことが「公開」に含まれているのです。
代表的なメールアドレスの公開は、GoogleカレンダーやGoogleドライブなどでの共同作業があります。
共有相手には、「作成者」「共有相手」として Gmailのアドレスが表示されます。


あっ、オーナーや作成者のところに Gmailアドレスが表示されています。
このように、連絡先情報は共同作業の相手を識別するために表示されます。
ですので、Gmailアドレスは「非公開」には設定できないんですね。
不特定の第三者に表示されるわけではないですが、注意が必要ですね。

なんで、ユーザー名じゃダメなんですか?

ユーザー名で表示される場所もありますが、名前だと「なりすまし」できてしまうからじゃないでしょうか?
ほら、名前だと簡単に変更できるじゃないですか。

なるほど~! メールアドレスなら重複できませんね。

