迷惑メッセージによる「フィッシング詐欺」も巧妙化しています。
URLアドレスを見ても、本物と見間違えやすい場合があります。
インターネットを使う人間も、知識を「アップデート」しないといけませんね。
どうでもいい話ですが、「フィッシング(phishing)」は「詐欺」という意味です。
なので、「フィッシング詐欺」というと「詐欺詐欺」になってしまいます。
知識をアップデートする = 最新の情報を取り入れる
1. Amazonを騙るメッセージがSMSに届いた
「SMSに迷惑メッセージが届いた」という相談がありました。
Amazon
Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります。詳細はこちら:http://www.amazon.co.jp-ap.shop
「Amazonプライム」は、Amazonの有料会員サービスです。
そもそも、Amazonプライム会員ではないということで、これは詐欺メールです。
2. jp-ap.shopがアドレスの本体
しかし、URLアドレスが巧妙です。
ウェブページのアドレスの意味を解読してみましょう。
「ドメイン名を解釈するときは、後ろから」でしたね。
おわかりいただけたでしょうか?
このアドレスのドメインは「jp-ap.shop」になります。
Amazonとは関係がありませんね。
サブドメインを付加することで「amazon.co.jp」にすごく寄せてきています。
3. アクセスしてみると偽サイトの警告
アプリの動作確認で利用する仮想環境からアクセスしてみます。
Deceptive site ahead
このように偽サイトの警告が表示されました。
さらに接続しようとしても、つながりませんでした。
This site can’t be reached
amazon.co.jp-ap.shop’s server IP address could not be found.
「サーバーアドレスが見つからない」と表示されました。
こちらもどうぞ。