フチなし印刷で色が薄くなる?〜Canon G5030の場合

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こんにちは。チラシの印刷でフチなし印刷をしてみたら、おんなじデータなのに全然色が違ってびっくりしました。

印刷設定は「フチなし」のオン・オフだけしか違いがありません。

印刷プレビューの表示を比べてみても、ページレイアウトの設定が違うだけなんですよね。

それが、この色合い差!

光の加減ではないんですよね。「フチなし印刷」の方は目視でも、ほとんどグレーです。濃度が70%ぐらいの感じです。

等倍印刷の方は黒い文字がきちんと印刷されていますよね。

印刷したプリンタは、Canon G5030です。

最初は、用紙設定が勝手に変わってしまっていることを疑っていたんですが、どうもそうでもありません。

気になる点としては、「フチなし印刷」にするときに、「普通紙だとかすれる」とメッセージが出てくるのを無視して、あえて「普通紙」に設定していることです。

「フチなし印刷」にすると、紙の端を越えてインクが吹き付けられるので、なにかセーブしているんでしょうか?

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染料インクと顔料インク

調べてみると、Canonのプリンタでは、「フチなし印刷」の設定をすると、染料インクが使われていることがわかりました。

インクには、色を混ぜやすい染料インクと、発色のきれいな顔料インクがあります。

写真などで微妙な色合いを表現するためには染料インクが使われますが、通常、文章の印刷には顔料インクの黒が使われます。

つまり、文字のはっきりとした黒は、顔料インクによるものです。

ところが、「フチなし印刷」にするとプリンタは、自動的に「染料インク」を選択します。そこで、黒が薄くなったり、茶色っぽい発色になって印刷されるのです。

プリンタが染料インクを選ぶ理由は2つあります。

1つは、写真だと判断しているからです。

もともと「フチなし印刷」は写真を印刷するためのもの」と考えられているからです。

写真印刷のために染料インクに切り替わっています。

もう1つは、インクがはみ出す問題です。

プリンタは「フチなし印刷」にするために、微妙に画面を引き延ばして印刷をしています。

薄い普通紙の周囲に大量のインクが吹き付けられると、用紙がたわんでしまって詰まってしまうおそれがあります。

そこで故障を防ぐために、インク量をセーブしています。

想定しない使い方は、プリンタ内部を痛めてしまいます。

何気ないプリンタのエラーメッセージにも、ちゃんと意味があるんですね。

教訓

キャノンのプリンタだと、普通紙で「フチなし印刷」をしようとすると、インクが薄くなる

普通紙で「フチなし印刷」は「できない」と考える

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