スマートフォンに変えてみたいけれど、なんか不安なんだよねー
教室では、スマートフォンを買う前に相談に来られる方もいます。
まずはタッチ操作と「アプリ」について、なんとなく心づもりができればOKです。
今回は、はじめてスマートフォンに触れる人のための授業メモです。
1. 使うときはロックを解除する
それでは、電源を入れてみましょう。電源ボタンは画面の縁についています。
電源ボタンを押して、すぐに出てくる画面は「ロック画面」といいます。
画面上で指をスライドすることで、ロックを解除します。
スマートフォンは、持ち運びの際の誤操作や、第三者に勝手に操作されるのを防ぐために、「ロック」されています。
ロックを解除するには、パスワードなどが必要な場合が多いですが、とくにセキュリティを設定していない場合は、スライドするだけロック解除できます。
1-1. ホーム画面が基点の画面
アプリが並んでいる基本の画面のことを「ホーム画面」といいます。
それぞれの絵柄(アイコン)をタッチすることで、アプリを使うことができます。
1-2. スマートフォンのボタン
余談ですが、スマートフォンの各種名称を紹介します。
どこに何があるのか、簡単に見ておきましょう。
2. 並んでいるアプリを見てみよう
スマートフォンの一つ一つの機能のことを「アプリ」といいます。
機械を調整する基本システムに対して、「アプリ」は利用者が実際に操作するためのソフトウェアを指します。
「アプリ」
=アプリケーション・ソフトウェア
=応用ソフトウェア
2-1. カメラのアプリ
カメラのアプリでは、撮影ボタンも画面のタッチ操作で行います。
2-2. LINEアプリ
一番スマートフォンらしいアプリは、LINEアプリかもしれません。
LINEは、電子メールよりも手軽にメッセージのやり取りができます。
スタンプや写真がにぎやかで楽しいね♪
3. 画面下の3つの基本キー
アプリ操作で大切なのが、3つの基本キーです。
3-1. 困ったら「ホーム」へ
アプリの操作でわからなくなったら、ホームボタンを押します。
はじめのアプリ一覧の画面に戻すことができます。
3-2. 1つ前の画面に「戻る」
「戻る」ボタンは、1つ前の画面に戻ることができます。
3-3. 履歴のボタンはアプリの切替や終了ができる
アプリを再開しても、どうしたらよいかわからないときは、「アプリを終了」することで仕切り直しができます。
4. タッチ操作のコツは「爪を立てずに」
はじめ慣れないうちは、うまくタッチが反応しない場合があります。
その一番の理由は、「圧力」と「触れている時間」です。
コツは、「爪を立てずにちょっとタッチすること」です。
タッチパネルは、指の圧力ではなく「湿り気」を感知しています1。
また、ずっと触れていると「長押し(ロングタッチ)」という別の操作になってしまいます。
4-1. スライド・ドラッグ・スワイプ
画面をなぞるように動かす操作を「スライド」といいます。
押したままずらす操作は「ドラッグ」、
払うようにずらす操作を「スワイプ」などと
微妙に言い方の違いがありますが、
全部ひっくるめて「スライド」と考えてもおおむね大丈夫です。
4-2. 文字や写真を大きくするピンチアウト
「画面の文字が小さくて読みにくい」というときに活躍するのが、つまんで広げる操作、「ピンチアウト」です。
二本の指で広げるように操作すると、画面を拡大することができます。
アプリによっては画面サイズが固定されていて、拡大できないものもあります。その場合は、諦めてください。
ということで、一番最初にスマートフォンで知っておいてほしい話をお伝えしました。
触っていればすぐに慣れると思います。