スマートフォンを使っていると、インターネットを見るアプリが2つあることに気づく方も多いのではないでしょうか?
メーカー製の「標準ブラウザ」とグーグル製の「クローム(Chrome)」です。
今回は、インターネットを見るための「ブラウザ」について説明します。
BASIO 3、京セラ、Android 7
「インターネット」と「Chrome(クローム)」
例えば、BASIO 3でインターネットを見る場合、「インターネット」と「Chrome(クローム)」の2つのアプリがあります。


インターネットを見るアプリのことを「ブラウザ」といいます。「ブラウザ」は、いわばインターネット世界を自由に移動するための「乗り物」です。


インターネット閲覧アプリの名前が、「インターネット」だったり、「クローム」だったりするわけです。
「インターネット」と「Chrome(クローム)」、それぞれの特徴
ふだん意識しない「乗り物」ですが、
・京セラの「インターネット」は、文字が大きいで初心者にやさしい
・グーグルの「クローム」は、正しく表示される
とそれぞれ持ち味があります。
ややこしいことに、Google検索のバーでインターネット検索すると、「インターネット」アプリではなく、「Chrome」アプリで表示されることがあります。


使っている人は「インターネットを見ている」という意識なんですが、いつの間にかアプリが違うのです。


操作メニューが違うので、少し戸惑いますね。
「インターネット」と「Chrome」の画面・操作はこちらで。




BASIOに限らず多くのスマートフォンには、このようにメーカー製の「標準ブラウザ」とグーグル製の「クローム(Chrome)」が同梱されています。


最近は「クローム」アプリだけのスマートフォンもあります
標準ブラウザでは表示できないページがある
とはいえ、特に意識しなければ、標準ブラウザを使っていることも多いと思います。
しかし、標準ブラウザでウェブサイトを見ていると、たまに困るケースがあります。
例えば、金融機関などのウェブサイトは、いろいろな取引や手続きをするため、複雑なプログラムで動作しています。
このようなページは「クローム」など大手アプリでないと、正しく表示できなかったり、データをダウンロードできなかったりすることがあるのです。


ウェブサイトの「推奨環境」として、「Chrome」など指定されることがあります。
実際に標準ブラウザでPDFがダウンロードできないことがありました。


このような理由から、スマートフォン操作に慣れてきたら、「クローム」でインターネットを見るのがオススメしています。
ブラウザを変えたらパスワードを入力し直す必要がある
「クローム」アプリを使い始めるときに、一つ注意点があります。
これまで標準の「インターネット」アプリで自動的にログインできていたウェブサイトも、「クローム」では改めてパスワードを入力する必要があるのです。
これは、入力したパスワードはブラウザ(インターネットをみるアプリ)ごとに記憶されるからです。
もちろん、クロームで一度パスワードを入力してログインすれば、パスワードを記憶させることもできます。
もしパスワードがわからないときは?


ふだんスマートフォンにパスワードを覚えさせていても、ちゃんと自分でも入力できるようにしておかないといけないのね。
そうなんです。
だいぶ前にパスワードを記録して、すっかり忘れてしまった、という場合には、パスワードを確認したり、再発行しないといけないケースがあります。


パスワードがわからないまま、とりあえず今のブラウザで使い続けたらどうなるの?
しばらくは大丈夫ですが、もしスマートフォンが故障したり、買い替えたりしたら困ってしまいます。
「パスワードがわからない」ことに気づいたら、早めに手続きをしましょう。
ほとんどのウェブサイトのログインページには「パスワードがわからない場合」というリンクがあります。
あらかじめ登録している情報を入力することで、本人確認ができるとパスワードを再発行することができます。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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