- WordPressのブロックエディタには、スラッシュでブロックを挿入する機能があります。
これを「slash inserter(スラッシュ挿入)」といいます。 - 「slash inserter」で検索すると、英語の記事がいくつか出てきます。
- 「change-block-keywords」プラグインを使うと、スラッシュ挿入のキーワードを自分で設定できるようになります。
ChangeBlockKeywordsプラグインのメンテナンスは、2021年5月を最後に止まっています。
Change Block Keywords 2.1.2(WordPress5.4.999まで対応)
1. スラッシュ・インサータ(スラッシュ挿入)でショートカットできる
段落ブロックの先頭に半角のスラッシュを入力して、続きにブロック・キーワードを入力すると、挿入ブロックを選択できます。
例えば、「/ht」と入力してみると、「カスタムHTML」が選択肢に表示されます。マウスで選択するか、そのままエンターキーを押すと、ブロックが挿入されます。

複数候補がある場合は、上下キーで選んでエンターキーで挿入することもできます。
いちいち、ブロックの追加で選ばなくてキーボード操作だけで編集していけるので、キーボードユーザーには便利ですね。
2. ブロック・キーワードがわからない
ところが大きな問題が一つあって、ブロック・キーワードがわからない、ということです。
例えば、「見出し」。
日本語入力にして「/見出し」と入力すれば、ブロックを選択できますが、「/heading」などとしても候補はありません。

「/見出し」には候補があるけれど、

「/heading」にはなんにも表示されない…
ブロック名が日本語で表示されているので、英語のキーワードがわからないんですよね。
というか、そもそも英語のキーワードがあるのかすらわからないのです。
3. ブロック・キーワードを指定できるプラグインがあった
検索してみると、ブロックキーワードを指定できるプラグインがありました。
githubのプラグインをインストールすると、エディタでのブロックオプションに「検索キーワードを設定」という項目が追加されます。
3-1. 実際にプラグインをインストールしてみた

ダウンロードしたプラグインをサイトにアップロードして、「インストール」します。

そしたら、プラグインを有効化します。

よく使うブロックの検索キーワードは追加されているので、特にカスタマイズしなくても「/heading」でブロックの挿入ができるようになりました。

カスタマイズする場合は、設定の場所がブロックオプションにあるのでちょっと理解しにくかったのですが、これは単独のブロックだけではなく、ブロックそのもののスラッシュ・インサータでのキーワードを変更します。
これでスラッシュ記法でスムーズにブロックを挿入していくことができますね。
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