iPhoneを長く使っていると、けっこうメッセージがずっと表示されたままのケースがあります。
とくに削除のときにメッセージが出てくるとドキッとしますよね。
そんな不安を 一つ言葉の意味を知って解消しましょう。今回はiCloudの話。
iPhone6(2020年9月時点)
1. iCloudストレージがいっぱいです。
iPhoneを使っていたら、こんなメッセージが出てきました。
不要な写真を削除したときです。
iCloudストレージがいっぱいです。
この写真はすぐに削除されます。
あとで”最近削除した項目”から復元することはできません。[すぐに削除] [キャンセル]
なんかこわいな……そのまま削除して良いのかしら?
基本的には「すぐに削除」を選んで大丈夫です。
でも、その意味がわからないと不安ですよね。
1-1. iCloudストレージとは?
iCloudストレージというのは、Appleのデータを預かってくれるサービスで、貸倉庫のようなものです。
iPhoneを利用している場合は、意識せずに使っていると思います。
写真を撮影すると、自動的に貸倉庫にもバックアップとして保存されます。スマートフォンが壊れたりしても、復元することができるのです。
またiPhoneから写真を削除しても、iCloudストレージの「最近削除した項目」という場所に残っています。間違って消しても戻すことができる、ということになります。
ところが、写真を頻繁に撮っていると、いっぱいになることがあります。
それは、無料の容量は5GBとそこまで多くないからです。
写真1枚がだいたい2MBとすると、2500枚ぐらいでいっぱいになります。
動画を撮影していたりすると、もっとすぐですね。
スマートフォン本体にはまだ写真を保管する空きがあるのに、Appleの貸倉庫がまんたんになってしまうのです。
そのようなときに、写真を削除しようとすると、「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージが出てきます。
これは、「このまま削除したら復元できないけれども、大丈夫ですか?」という意味で、注意を促しています。
2. どれぐらいiCloudストレージが溢れているのか?
iPhoneで撮った写真がiCloudストレージの容量をどれぐらい溢れているのでしょう。
「iPhoneのストレージ」の使用容量を確認することでわかります。
設定アプリの「一般」に「iPhoneストレージ」という項目があります。
これで見ると、5.81GBということで、5GBをオーバーしてしまっています。
ということは、0.81GB分(400枚ぐらい!)は写真を削除すると、iCloudストレージに空きができます。
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