- スマートフォンでは自由に機能を追加したり、削除したりできます。
個々の機能のことを「アプリ」、追加することを「インストール」といいます。 - Androidスマートフォンでは、アプリは Googleの「Playストア」で一元管理されています。
ほとんどのアプリは無料で公開されています。 - アプリが不要になったら、「アンインストール」で削除できます。
今回はアプリを追加するときに使う Playストアについて、「今さら聞けない」基本から解説します。
1. アプリのインストールの手順
まずは実践から、ということで、一つアプリを「インストール」してみましょう。
「インストール」というのは、「アプリを追加すること」です。
ニュースや買い物など、便利な機能を追加することができます。
- 「Playストア」アプリを起動する
- 好きなアプリをタッチする
- 「インストール」をタッチする
まず、ホーム画面で「Playストア」アプリを探します。
スライドすれば見つかることもありますが、「Google」というフォルダに入っていることもあります。
アプリはたくさんあります。
無料のものの方がたくさんありますので、気になるアプリをインストールしてみてください。
ここでは「Yahoo」アプリを選びました。
1-1. もし、支払い方法を決めていない場合は
アプリの「インストール」ボタンを押すと、支払い方法を指定するように表示されることがあります。
支払い方法にクレジットカードなどを登録しないといけなさそうですが、この画面、なんと「スキップ」することができるんです。
- アカウント設定の完了の画面が出てきたら、「次へ」をタッチ
- 「スキップ」をタッチ
- ちゃんとアプリの追加に進みます
1-2. ちょっとメモ:ダウンロードとインストールの違い
インストールを開始すると、スマートフォンは
- データをダウンロードし
- アプリを使える状態にします
ねえねえ、ダウンロードとインストールって何が違うの?
「ダウンロード」は、「インターネットからデータを引っ張ってくる」ことです。
転送されてきたデータはスマートフォンの内部に保存されます。
写真や音楽などは「ダウンロード」するだけで、見たり聴いたりできるようになります。
それに対して、アプリの場合はもうひと手間 必要です。
スマートフォンで使いやすい場所に登録したりすることで、アプリは使えるようになります。これを「インストール」といいます。
インストールが終わると、ホーム画面にアプリのアイコンが追加されますよ。
2. アプリを削除して もとに戻すにはアンインストール
アプリを削除することを「アンインストール」といいます。
これは「インストール」の逆ですね。
アンインストールの方法には、
- ホーム画面や設定アプリからの手軽な方法(通常はオススメ)
- Playストアアプリからアンインストールする方法(どの機種でも共通)
などがあります。
アプリは、アンインストールすると、すっきり元の状態に戻すことができるよ。
ホーム画面のアイコンを画面の上に移動するだけでアンインストールできる機種もあります。
また、先ほどの Playストアから削除することもできます。
- メニューの中に「マイアプリ&ゲーム」という項目があります。
- 「インストール済み」の一覧の中から、削除したいアプリをタッチします。
- アプリ情報の画面の「アンインストール」を押せば、アプリのデータはきれいさっぱりスマートフォンから削除されます。
もちろん、ホーム画面のアイコンもなくなっているはずです。
2-1. これも便利:Playストアをホーム画面に配置する
「Playストア」はよく使う基本的なアプリです。
ホーム画面の見やすい場所に配置するのがおすすめです。
ホーム画面でアプリのアイコンを長押しすると、スライドして好きな位置に移動できます1。
3. Playストアでアプリの検索する
先ほどは適当なアプリをインストールしました。
しかし、通常は気になったアプリを「検索」で探すことが多いです。
Playストアの画面で「検索バー」をタッチして、キーワード(例えば、「LINE」)を入力します。
途中でアプリの候補が出てきたら、それをタッチして選ぶと楽ですね。
キーワード検索の結果一覧から自分で選ぶこともできます。
3-1. もし、Playストアを使えない場合はログインが必要
たまに、Playストアが使えないスマートフォンやタブレットがあります。
それは、初期設定がきちんとできていないまま、渡された場合がほとんどです。
Playストアを利用するには、「Googleアカウント」が必要です。
通常はスマートフォンの初期設定で Googleアカウントの作成や認証は済んでいる場合が多いです。
しかし、まだできていない場合は Googleアカウントの登録をしてください。
もし、すでにスマートフォンを使ったことがあって、アカウントを取得している場合(機種変更など)は、自分のメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」します。
3-2. GoogleとAndroidスマートフォンの関係
どうして、Googleがアプリの管理をしているの?
「Google といえば検索。
検索といえば、Yahoo か Google か」
というぐらい Googleには検索のイメージがありますよね。
しかし、Google のお仕事は検索以外にもたくさんあるんです。
そのうちの1つが、スマートフォンの基本システムの開発です。
Google の開発しているスマートフォンの基本システムのことを、「Android OS(アンドロイド・オーエス)」といいます。
ほかにこのようなスマートフォンの基本システムを作っている会社に Appleがあります。Appleの作っている基本システムの方は「iOS(アイ・オーエス)」といい、iPhoneやiPadで利用されています。
つまり、販売されているスマートフォンは、Androidスマートフォンと iPhoneに大きく二分されているわけです。
iPhoneじゃなかったらAndroidスマートフォンということね
スマートフォンの基本システムは、どちらもその起源はパソコン向けのシステムです。
それを スマートフォンでも使いやすいようにシンプルに改良したものです。
ですので、インターネットを見ることができたり、アプリを追加することができるのです。
4. 「Google Play」と「Playストア」アプリの違い
ほとんど同じ言葉ですが、「Google Play」と「Playストア」の違いについて説明します。
Android スマートフォンでアプリを追加・管理するための仕組みが「Google Play」ということになります。
- アプリ制作者は Google Playにアプリを登録し
- アプリ利用者は Google Playからアプリをインストールします
Googleが運営するアプリの市場が Google Playです。
それに対して、Playストアはスマートフォンのアプリです。
Google Playでアプリを探したり選んだりするためのアプリが「Playストア」ということになります。
厳密にはアプリ以外にも映画や音楽なども買えます
「Google Play(グーグルプレイ)」は、Android OSの開発元である米Google社によって提供されているコンテンツ配信サービスです。
主にAndroid OSが組み込まれているスマートフォンやタブレットを対象にして、アプリ、映像、音楽、電子書籍などのデジタルコンテンツが配信されています。
今回は、「Playストア」について聞いていると、もやもやする言葉の意味について、じっくり説明しました。
実際にはここまで知らなくても、アプリは使えますので大丈夫です。
少しでも疑問が晴れたら嬉しいです。
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