いつを起点に 〜ちいラボの4月を振り返る

いつを起点に 〜ちいラボの4月を振り返る

4月もあっという間に最終日ですね。

外出自粛になって1ヶ月以上たちました。
ちいラボも3月31日に休業を決めて、まる一月。

そして、令和になって365日。

めまぐるしい世の中のスピードを感じつつ
今日からはじまる一日一日を大切にしたいものです。

さぁ、もうすぐ5月です🍀

\記事が役に立ったらシェアしてね/
キーワード

キーワード:

1. 4月の見どころ

さて、4月は対面授業ができない中で、ちいラボでは新しい試みが生まれています。

ということで、今日は「コロナ状況下のスマホ教室」を振り返ってみようと思います。

2. リモート授業が少しずつ始まっています

ちいラボでは、生徒様の連絡にスマホの練習も兼ねて、LINEメッセージを主にしています。

これがとても役に立ちました。

お休みの連絡だけでなく、これまで質問のあったことの復習を動画メッセージでやり取りしたり、「家にいながらスマホ学習」が少しずつ形になってきました。

もともと、ちいラボでは「学習効果を高める」には「自宅学習できる仕組み」が大切だと考えていました。

でも、他の学校と違って、オンライン授業になると、本人がスマホを操作できないのがネックになります。

この1ヶ月は、そういった試行錯誤ができ、生徒様たちの反響を受けて、LINE、Zoom、ブログ、Youtubeと組み合わせた、「リモート学習環境」が整ってきました。

リモート授業が少しずつ始まっています

実は「ちいラボの設立時の目的の一つ」に、足が不自由だったり、入院していたりして、教室に来ることができない方にも、スマホ教育を通して世界を広げていくお手伝いがしたい、というのがあります。

実現に向けて、少しずつ進んでいます。

これは、こういう状況下でも変わらないご支援をいただいている皆さんのおかげと、本当に感謝しています。

3. ちいラボ手芸部の実践

これも、もともとあった企画が拡大したものです。

「なかまち商店街」の町おこしイベント「戦国ワンダーランド〜滋賀・びわ湖〜」に、「とりあえず参加してみよう」と始まりました。

実は、4月14日に販売を開始して、なんと4月28日に完売しました!

ちいラボ手芸部の実践

個人的には「世の中甘くない」、無人販売なんて、盗られたり、壊されたり…なんてことになるんじゃないか、と心配していたんですが、全くそんなことはありませんでした。

購入された方がわざわざ教室まで「こんなときに温かいメッセージでほっこりしました」とおっしゃっていただけたのが、とても嬉しかったです。

そして、今は店頭に加えてネット販売にも挑戦中。

「気持ちを伝えるプレゼント」というテーマで、布小物を販売しています。

https://www.creema.jp/c/chiilabo/item/onsale

これは「インターネットを通して、特技を活かす」ということの「実践」が目的です。

「ネット販売を習いたい」という人が知りたいのは「操作方法」だけではありません。

実際にどうやったら「売れるのか(=人に求められるのか)」という部分です。

「出品する」のはゴールではなく、むしろ「スタート」です。

大事なのは、いかに「購入される」かです。

ネットには、すでに様々な「販売ノウハウ(稼ぎ方)」の情報があります。

そんな中、ちいラボという教室の良さは何か考えたときに、習いたいという生徒様とじっくり長いお付き合いの中で、一緒に学んで共に成長をしていける、そんな教室を目指していきたいです。

今後、この活動での悪戦苦闘をまとめて、授業の中で「リアルな体験」を皆さんにお伝えできたらな、と思っています。

4. ブログやYoutubeの発信と新たな仕事

これまで教室内で教えてきた内容を、整理する時間にもなりました。

ブログや動画の形にして、「誰でもどこでも学習できる」ように発信しています。

ブログやYoutubeの発信と新たな仕事

そんなことしたら、教室はいらなくなっちゃうんじゃないの?

ブログやYoutubeの発信と新たな仕事

それが大丈夫なんですよ。 これも生徒様とのやり取りで見つけました。

生徒さん一人ひとりとのやり取りを通して、「何を次に学習したらよいか?」 とリードをしていくことに、講師の役割があると思っています。

スマホが得意な人にとっては、見落としがちなのですが、「スマートフォンは苦手」という人にとっては、情報を自分で「どんどん見る」が大変なんですよね。

なぜなら、「見たけれど、わからなかった」という苦労の経験が多いからです。

わからない言葉に出くわすと、面食らってしんどくなってしまう。

スマホから遠ざかってしまうのです。

ブログやYoutubeの発信と新たな仕事

そもそも見てみないと、自分でもわかるかどうかわからない、というのが情報の難しさ。

「かんたん」な情報を選ぶのも大変なのです。

図書館の中にいるだけでは勉強はできません。

本屋さんにもネットにも、情報はたくさんある。

けれど、それを前にして「ポツン」と立っている。

ここに「先生」の役割があることを、改めて気づきました。

生徒様に合った教材を「手配」する、こういう心配りに集中していきたいと思います。

けっきょく「教材を勉強する」ではなく、「教材で勉強する」ということなんですね。

5. テレワーク・リモートワーク

ここまでの新しい取り組みは、スマホやパソコンがあれば教室以外の場所でもできます。

ちいラボでは、一日3回(始業時・昼休み明け・終業前)の オンラインミーティングで話し合いをしながら、勤務日を分けて働いています。

  • Slack(チャットツール)
  • Googleカレンダー(スケジュール)
  • OneDrive(データ共有)
  • dokuwiki(ナレッジベース)
  • Zoom(ビデオ通話)
  • Trello(タスク管理)
  • LINE Official(生徒様連絡)

これらはテレワーク以前から利用していた「情報共有」の仕組みです。

このおかげで、安心して変わりなく仕事をすることができています。

改めてインターネットのパワーを感じます。

テレワーク・リモートワーク

子育てや介護などがあっても働き続けることができる仕組みがあったらなぁ、と少しずつ取り組んできました。

今後、ますます多様な働き方を支える「テクノロジー」が必要とされます。

そんな中で「困っている人」に寄り添っていける教室を目指します。

6. まとめ

そんなこんなで、4月もしんどい状況ながら、新しい「種」を植え、小さな「芽」が出てきました。

5月は、この「芽」を大切に育てていきたいと思います。

どうぞ、これからもスタッフ一同よろしくお願いいたします。

7. こちらもどうぞ

QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

いつを起点に 〜ちいラボの4月を振り返る
タイトルとURLをコピーしました