ATMやセルフレジ
ネット申請などなど
社会生活のいろいろな手続きが
コンピュータ処理になっています
1. ATMが変えた社会
銀行のATM(現金自動預け払い機)ができたの、いつごろでしょうか?
「ATMの歴史」という検索ワードで調べてみると、1970年代から徐々に普及していったことがわかります。
当時は、「こわいなぁ、面倒だなぁ」という人も少なくありませんでした。
それでも振込などの利用が増える中で、銀行の窓口業務を「効率化」するために導入されました。
それでも、少しずつ慣れると利用者にも良いことがあります。
まず、現金を引き出すことができる場所や時間帯が増えました。
人ではなくATMという機械を使って自動化したおかげで、銀行の営業時間以外の時間にも(手数料はありますが)お金を引き出すことができるようになりました。
2. インターネットでの旅行の予約
インターネットでは、いろいろなサービスで「ATM」と同じように、いつでもどこでも自分でできる、ということになりました。
例えば、インターネットを使って、ホテルを探して、予約をする。
これまでは、旅行代理店に行ったり、実際にホテルに電話したりする必要がありました。
お店の方はというと、予約を受けたり、取り次ぐという仕事がなくなりました。
これは、ホテルにとっては、電話応対(たとえば空室を伝えたり)が減る、というメリットになりますが、旅行代理店にとってはお店に来るお客さん自体が少なくなってしまう、という「困ったこと」にもなりました。
しかし、旅行そのものは減っていません。
「お店を持たない」という新たなやり方で対応する、旅行業者が増えたわけです。
一つの仕事が「減る」ということは、新しい仕事が「生まれる」ということでも、あります。
3. ネット申請だからできること
インターネットによる「いつでもどこでも自分でできる」という手続きは、慣れるととても便利なものです。
例えば、旅行や買物なら、人に頼らないからこそ、思う存分 迷えます。
それでも、不安なこともあります。
うまくいったときはよいのですが、うまくいかなかったとき。
例えば、注文した通りのものが送られてこなかったときは?
通常のお店ではほとんどありませんが、たまにそういうことがあります。
そういうときは、電子メールや電話でやり取りをすることになります。
つまり、「全部 ネットで」とか「全部 お店で」というのではなく、上手に組み合わせていけると良いと思います。
4. おわりに
感染症対策の外出制限で、お店や公共機関では「窓口業務」がだんだんできなくなりつつあります。
一人でも感染者が出てしまうと、一時的に閉鎖したり、全面的に洗浄したりする必要があるからです。
家にいながら自分でできれば、「安全」。
慣れない不安もありますが
今できること、やってみよう!
今日も小さく一歩前進♪