こんにちは。大津市 菱屋町商店街のスマホ教室ちいラボ です。
「お店で「キャッシュレス決済」を導入してみたいけど実際のところどうなの?」
とよく聞かれます。
確かに、いま世の中「キャッシュレス」が話題。
テレビのCMだけでなく、実際に身近なコンビニや喫茶店などでも キャッシュレス決済ができる場面が増えてきました。
私も少しずつ慣れてきたところですが、どんどん普及していますね。
いろいろなキャッシュレス決済の違い(LINE Payとか、Pay Payなどなど)については、また詳しくご紹介したいところですが、今回は 「ちいラボでもLINE Pay加盟店申請をしてみた」という話をしたいと思います。
この記事では、小さなお店が加盟店申請をするときのつまづきポイントを解説していきます。
1. キャッシュレスの導入は思ったよりかんたん
大きな流れは3つです。
ということで、実際にやってみましょ~。
2. LINE Pay加盟店申請でのポイント
まずLINE Payの加盟店申請のHPページにアクセスしました。
私の場合は、メールアドレスを登録(メールアドレス認証)して、送られてくるリンクからショップ登録をしました。
メールは自動送信なので、アドレスを間違えていなければ 即座に届きます。
パソコンから入力できる方がスムーズかな、思ったので。
ショップ登録では
- お店のID(うちはchiilaboにしました)を決めたり、
- 利用規約や手数料の説明などを確認したり、
- 利用禁止商材などの注意事項を確認したり、
- 事業者情報を入力したりします。
2-1. 加盟店IDの発行
加盟店IDというのを発行してもらいます。
他のお店と同じIDはダメですが、自分で入力して決めることができます。
2-2. LINE Payの決済手数料の無料には期限があります
ちょっとした注意点ですが、
決済手数料が無料なのは2021年7月31日になっています。
それ以降は決済手数料(2.45%)がかかります。
「決済手数料が無料」との触れ込みでしたが、それでもシステムを維持・管理していくためには必要ですよね
2-3. 利用できないサービス(利用禁止商材・サービス)もあります
一つ申請前に注意していただきたいのが、LINE Payでは利用できないサービスがあります。
詳しくは、LINE Payの申請画面でご確認いただきたいのですが、ざっくり説明すると
- 公序良俗に反するもの
- 募金や寄付
- 払い戻しをするもの
- 特定継続的役務提供(月謝の習い事など)
がそれにあたります。
2-4. 特定継続的役務提供って何?
ちいラボは、一回ずつ授業後にお支払いの個別授業やトラブル対応なので大丈夫なのですが、前払いであったり、長期の契約にあたるものは、キャッシュレスでは受付できないことになります。
習い事などの 特定継続的役務提供 というのは、サービスの結果を受け取るまでに時間がかかり、また結果も保証できるものではないので、きちんと消費者を守る必要があります。
「学習」という教師と生徒の相互協力のサービスだからこそ、決済方法に関係なく 改めて事業者としてしっかり誠実に関係づくりをしていきたいと思いました。
ちなみに、この「特定継続的役務提供」は「特定商取引法」で規制されている販売形態で、通常のサービスに比べて解約や返金を求めやすいよう、手厚く消費者(習う人)が保護されています。
もし「事前に聞いている話と違う💦」などトラブル・困ったことがあれば、教室にご相談いただいても構いませんし、消費者相談センターでもご相談を受け付けています。
2-5. 事業者の情報の入力
話がそれましたので、LINE Payに戻しますと、お次は事業者の情報の入力です。
サービス内容や所在地、責任者の連絡先などを登録します。
3. あとは審査を待つだけ
審査にかかる期間は、時期によっても違うと思います。
2・3週間ぐらいは覚悟していたんですが、なんと わずか2日で完了のメールが届きました。
すごいですね!
4. 支払い用の QRコード を表示する
4-1. LINE Pay マイページ
インターネットのLINE Pay マイページに「ログインメールアドレス」でログインすると、左のメニュー「QRコード管理」から支払い用QRコードを表示したり、印刷することができます。
4-2. LINE Pay 店舗用アプリ
また、店舗用のLINE Payアプリ(Androidアプリ/iOSアプリ)をインストールすることもできます。
アプリを起動して「ログインメールアドレス」でログインすると、スマホやタブレット端末でもQRコードを表示して決済できます。
5. まとめ:菱屋町商店街でもキャッシュレス決済が増えています
今回は、お店向けのLINE Pay加盟店申請・店舗用LINE Payアプリをレポートしました。
思ったよりも導入の敷居が低くて、びっくりしました。
だからこそ、LINE Payだけでなく、Pay Pay、 メルペイ、楽天ペイなど たくさんのお店がはじめていますね。
一方で働いているお店が使っている場合は、自分が使えるだけでなくお客様にも説明する必要があります。
教室ではこういう内容も授業をしています。
操作だけでなく、「どうしてこうなのか?」の理由や背景の部分も一緒に学習していきます♪
便利な機能を、安心して使えるように。
教室も成長していきます。
また、こういう情報もどんどん発信していきますので、ご期待下さいね。